最近ニュースで、クマと遭遇したことが話題になっていますよね。
民家まで、クマが侵入する事態まで起こっています。
今回は、クマと遭遇した場合「やってはいけないこと」と「熊との遭遇を避けるための方法」を解説していきます。
クマの基本知識
引用元：ヒグマの会
クマは主に夜行性で春から秋にかけて活発に活動します。
日本には主にヒグマとツキノワグマが生息しています。
ヒグマは体が大きく、力強い、一方でツキノワグマは比較的小型です。
引用元：https://islandbearproject.org/howto/howto-02/
遭遇した場合にやってはいけないこと
熊に遭遇した場合にやってはいけないことは4つあります。
急に行動すること
背中を見せて逃げること
目を合わせること
単独行動をすること
それぞれ解説します。
急に行動すること
急に動いたり、大声を出したりすると、熊が驚いて攻撃してくることがあります。
クマは時速50キロメートル以上で走ることができます。
人が走って逃げることは無理です。
クマと遭遇したら誰でも揺してしましますが、落ち着いて、静かに後退してください。
背中を見せて逃げること
熊は逃げる対象を追いかける習性があります。
熊の方を向きながらゆっくり後退してください。
目を合わせること
熊と目を合わせることは、攻撃の合図になる可能性があります。
クマの目を見ずに、視界から熊を離さないように注意しつつ、静かに距離を取ることが大切です。
単独行動をすること
熊に襲われた多くのケースでは、単独で行動している人が狙われています。
複数人で行動することで、熊が近づく確率を減らすことができます。
熊との遭遇を避けるための方法
次に、熊との遭遇を避けるための方法は４つです。
事前の情報収集
音を出して存在を知らせる
食べ物の管理
複数人で行動する
それぞれ解説します。
事前の情報収集
熊の目撃情報を事前に収集し、特に熊が出没する地域は避けましょう。
音を出して存在を知らせる
熊鈴やラジオなどで音を出すことで、自分の存在を熊に知らせることができます。
これにより、熊が逃げていきます。
食べ物の管理
食べ物や生ゴミは匂いで熊を引き寄せます。
キャンプや登山中は食料を密閉し、テントから離れた場所に保管することが必要です。
また、食事中は周囲に注意し、食べ残しはすぐに片付けましょう。
複数人で行動する
複数人で行動することで、自然と騒がしくなり、熊との遭遇確率が低下します。
また、万一襲われた場合でも助け合うことができます。
万が一襲われた場合の具体的な行動
死んだふりは避ける
クマの対処法としてよく聞く「死んだふり」でがすが、NGです。
クマは、雑食で死んだ物も食べるので、逆に気を引いてしまいます。
クマ撃退スプレーの使用
クマ撃退スプレーを使用することが効果的です。
スプレーは、クマの鼻や目に噴射することで、撃退できます。
防御姿勢を取る
クマが攻撃してきた場合は、地面に伏せて首を守り、できるだけ体を小さくします。
クマが攻撃をやめるまでじっとしていることが重要です。
まとめ
以上のことを知っておくだけでも、クマとの遭遇率は下がります。
どうしても山や森に行く場合は、クマ撃退スプレーなどの身を守るものを持っておくと安心できます。
万が一遭遇してしまったら、落ち着いて行動しましょう。