
家庭で不要になったテレビを売却するとき、「B-CASカード」をそのままにしてはいけませんか?
実は、B-CASカードは個人情報と紐づいている場合があり、そのままだとトラブルになることも!
B-CASカードってそもそも何?
https://ja.wikipedia.org/wiki/B-CAS
B-CASカード(ビーキャスカード)は、テレビや録画機器で地デジ・BS・CS放送を視聴するためのカードです。
テレビ本体に挿入されていて、これがないと一部の放送が視聴できません。
また、B-CASカードには種類があり、以下のような違いがあります。
カード | 役割 |
---|---|
赤いB-CASカード | 地デジ・BS・CSの視聴用 |
青いB-CASカード | 地上デジタル専用 |
CATV専用カード | ケーブルテレビ専用 |
https://www.sharing-tech.co.jp/antena/bcas/
それでも捨てないと危ないの?

B-CASカードは、契約情報や視聴履歴と紐づいていることがあり、第三者利用する可能性があるため、適切な処理が必要です。
❌不正利用のリスク(知らないうちに有料放送の契約が継続しているかも?)
❌個人情報の流出(特定のサービスと紐づいているかも)
❌リサイクル業者による売却(カードが残っていると中古市場で悪用される可能性も)
正しい処分方法

B-CASカードを正しく処分するためには、以下の手順をお守りください。
1.テレビからカードを抜く
テレビの側面や背面にあるスロットからB-CASカードを取り出します。
2. カードを使用できないようにする
・ハサミでチップ部分をしっかり切断する。
・穴あけパンチなどでチップ部分に穴があきます。
3. 燃えないゴミとして捨てる
自治体のルールに従って廃棄しましょう。
以前はB-CASカードの返却を求められることもありましたが、現在は「不要なら解放してOK」とされています
使えるB-CASカードは再利用もアリ!

まだ使えるB-CASカードなら、新しいテレビや録画機器でそのまま利用できます。
💡買い替え予定なら、カードは取っておくのもアリ!
まとめ
・B-CASカードは捨てる前に必ず取り出す!
・そのまま捨てて不正利用や個人情報流出の危険あり!
・不要ならチップ部分を破壊して処分!
・まだ使えるなら新しいテレビで再利用もOK!
テレビを処分するときは、B-CASカードを忘れずにチェック!
ちょっと手間がかかりましたが、思わぬトラブルを防ぐことができますよ!