引用元:https://news.ntv.co.jp/n/stv/category/society/st8e48b20d95ba4dce95a25c156a767f4c
日本中に驚きを与えたニュースが飛び込んできました。
札幌市在住の小学6年生、奥天優衣(おくてん ゆい)さんがわずか11歳という若さで特許を取得しました。
その発明品は、ユニークかつ実用的な「CO2で虫バイバイマジックキャッチャー」。家庭内の嫌われ者、ゴキブリなどの害虫をCO2(炭酸ガス)を使って簡単に捕獲するための画期的な道具です。
発明のきっかけは「困った!」から
優衣さんがこの発明に取り組んだきっかけは、ある日突然現れたゴキブリ。「どうやったらこの虫を安全に、そして簡単に捕まえられるか?」という疑問からスタートしました。
「害虫を見つけた時、すぐに捕まえたいけれど、触れたくないし、殺虫剤も使いたくない」と感じた優衣さん。そこで思いついたのが、「CO2(炭酸ガス)」を使った方法。
これなら、虫を驚かせたり逃げられたりすることなく、安全に捕まえることができると考えました。
アイデアは100均から
優衣さんの発明に使用された素材は、ほとんどが身近なもので手に入るものです。驚くべきことに、そのアイデアの多くは、100円ショップで手に入れたものからヒントを得ました。
「100均には、日常の小さな問題を解決するためのアイデア商品がたくさんあります。私はそれらを組み合わせて、自分なりの発明を考えるのが楽しかった」と語る優衣さん。
彼女のクリエイティブな思考が、まさに生活の身近な環境からインスピレーションを得ていたことがわかります。
CO2で虫をバイバイ!マジックキャッチャーの仕組み
引用元:一般社団法人発明学会
この発明は、CO2ガスを利用して虫を一時的に気絶させ、その間に専用のキャッチャーで捕まえるという仕組みです。
殺虫剤を使わず、環境にも配慮した発明であり、虫を殺さずに外に逃がすこともできる点が注目されています。
特に、ペットや小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できるのが特徴です。
未来の発明家へ
奥天優衣さんのように、日常の小さな疑問や不便を解決するための発明が、未来の技術革新につながるかもしれません。
彼女の成功は、同世代の子どもたちに大きな刺激を与え、発明や科学に対する興味を持つきっかけとなるでしょう。
これからの優衣さんのさらなる発明や挑戦にも、大きな期待が寄せられます。彼女のような若き発明家たちが、日本の未来を明るくしてくれるのは間違いありません。
まとめ
11歳という若さで特許を取得した奥天優衣さん。彼女の発明は、単なるアイデアの具現化だけでなく、周囲の生活をより便利に、そして快適にする可能性を秘めています。
100均のアイテムから得た着想を活かし、環境に優しい虫退治の道具を作り上げた彼女の功績は、これからも注目され続けるでしょう。