引っ越しの準備には多くの手続きが必要ですが、特に重要なのが住所変更です。これは、生活のあらゆる面に関わるため、漏れなく迅速に行うことが求められます。
住所変更で手続きが必要なもの
役所で変更手続きするもの
- 住民票
- マイナンバーカード(めっちゃ便利です)
- 国民健康保険(加入者のみ)
- 国民年金(加入者のみ)
警察で手続きが必要なもの
- 運転免許証
- 車庫証明(見逃しがち)
運輸支局・軽自動車検査協会で手続きが必要なもの
- 車検証(見逃しがち)
郵便局で手続きが必要なもの
- 郵便物の転送手続き
インフラ
- 電気、ガス、水道
- インターネット回線
- スマホ、電話
その他
- 民間保険
- クレジットカード
- 銀行
- オンラインショッピングサイト(Amazon、楽天など)
- サブスクリプションサービス(Netflix、Spotifyなど)
- 会社や学校
役所で変更手続きするもの
住民票
転出届・転入届・転居届は、引っ越しをして住所が変わった際にしなければならない手続きです。
【転出届】
転出届は異なる市区町村へ引越す時の手続きです。
引用元:SUUMO
どこで 引越し前の市区町村の役所 だれが 引越しをする本人か世帯主、本人と同一世帯の人 いつまでに 引越し日前後2週間以内 必要な書類 ・転出届(役所・役場にあります)
・本人確認書類(運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、マイナンバーカード等)
・保険証や医療証等(元の市区町村役場が発行している場合のみ・返却や記載内容の変更が必要な場合があります)
・印鑑(各自治体により異なるので要問合せ)
・印鑑登録証(転出する登録者全員分)
委任状(届け出人が代理人の場合)代理人 可 郵送 可
【転入届】
転入届は異なる市区町村へ引越した時の手続きです。
引用元:SUUMO
どこで 引越し先の市区町村の役所 だれが 引越しをする本人か世帯主、本人と同一世帯の人 いつまでに 引越し後2週間以内 必要な書類 ・転入届(役所・役場にあります)
・転出証明書(引越し元の役所で発行されたもの)
・本人確認書類(運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、マイナンバーカード等)
・印鑑(自治体によっては不要)代理人 可 郵送 不可
【転居届】
転居届は同じ市区町村で引越する時の手続きです。
引用元:SUUMO
どこで 引越し先の市区町村の役所 だれが 引越しをする本人か世帯主、本人と同一世帯の人 いつまでに 引越し後2週間以内 必要な書類 ・転居届(役所・役場にあります)
・本人確認書類(運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード、マイナンバーカード等)
・保険証や医療証等(市区町村役場が発行している場合のみ・返却や記載内容の変更が必要な場合があります)
・印鑑(自治体によっては不要)代理人 可 郵送 不可
マイナンバーカード
住所変更は引越し先の市区町村役場で行います。転入届を提出する際に、同時にマイナンバーカードの住所変更手続きを行います。
どこで | 引越し先の市区町村の役所 |
だれが | 引越しをする本人か世帯主、本人と同一世帯の人 |
いつまでに | 引越し後2週間以内 |
必要な書類 | ・転入届:引越し先の市区町村での住民登録に使用します。 ・本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど):本人確認のために必要です。 ・通知カードや住民票の写し(任意):手続きにより求められることがあります。 |
代理人 | 可 |
国民健康保険
引越し後の住所地の市区町村役場で、国民健康保険の住所変更手続きを行います。通常、転入届を提出する際に一緒に手続きができます。
どこで | 引越し先の市区町村の役所 |
だれが | 引越しをする本人か世帯主、本人と同一世帯の人 |
いつまでに | 引越し後2週間以内 |
必要な書類 | ・国民健康保険証:住所変更後の新しい保険証が発行されます。 ・転出証明書:前の住所地で転出届を出すと発行されます(※同一市区町村内での引越しの場合は不要)。 ・本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど):本人確認のために必要です。 |
代理人 | 可 |
国民年金
引越し後、転入届を提出する際に、同時に国民年金の住所変更手続きができます。通常、年金の住所変更は転入届の際に自動的に処理されますが、確認が必要です。
どこで | 引越し先の市区町村の役所 |
だれが | 引越しをする本人 |
いつまでに | 引越し後2週間以内 |
必要な書類 | ・年金手帳または基礎年金番号通知書:番号が必要な場合があるため、持参すると安心です。 ・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど):本人確認のために必要です。 |
代理人 | 可 |
もしマイナンバーと基礎年金番号が結びついていない場合は、住所変更の手続きが必要ですが、手順は被保険者の種類によって異なります。
- 第1号被保険者:個人事業主など
- 第2号被保険者:厚生年金の適用を受けている会社に勤務する人
- 第3号被保険者:第2号被保険者の配偶者で、20歳以上60歳未満の人
引用元:エバーグリーン
警察で手続きが必要なもの
免許証
運転免許証の住所変更は、以下の場所で手続きができます。
どこで | ・運転免許センター ・警察署の運転免許窓口 ・運転免許試験場 |
だれが | 引越しをする本人 |
いつまでに | 速やかに |
必要な書類 | ・運転免許証:現在お持ちの運転免許証。 ・新しい住所を確認できる書類 ・住民票(マイナンバーの記載がないもの) ・健康保険証 ・電気・ガス・水道の領収書や請求書(発行日から6か月以内) ・マイナンバーカード(住所変更済みの場合) ・郵便物(最近届いたもの、消印が確認できること) ・印鑑(必要な場合があるので、念のため持参すると良いです) |
代理人 | 可 |
車庫証明
車庫証明の住所変更が必要になるのは、以下の場所で手続きができます。
どこで | 新しい住所地を管轄する警察署 |
だれが | 引越しをする本人 |
いつまでに | 保管場所を変更した日から15日以内 |
必要な書類 | ・自動車保管場所証明申請書 警察署の窓口で入手するか、各都道府県警察のウェブサイトからダウンロードできます。 ・保管場所使用権限証明書 ・自己所有の場合:保管場所の土地の登記簿謄本や、固定資産税の納税通知書の写しなど。 ・賃貸の場合:保管場所使用承諾証明書または駐車場の賃貸契約書の写し。 ・保管場所の所在図・配置図 自動車を保管する場所の地図と、その中での配置を示した図です。これも警察署の窓口で用紙を入手するか、ウェブサイトからダウンロードできます。 ・住民票の写し(引越しの場合) 新住所が記載されている住民票の写しを用意します。 ・印鑑(認印で可) 申請書に押印するために必要です。 ・自動車検査証(車検証) 車検証の住所も更新が必要ですので、持参しましょう。 |
代理人 | 可 |
運輸支局で手続きが必要なもの
車検証の住所変更は、以下の場所で行います。
どこで | 新住所を管轄する運輸支局(普通車) 新住所を管轄する軽自動車検査協会(軽自動車) |
だれが | 引越しをする本人 |
いつまでに | 保管場所を変更した日から15日以内 |
必要な書類 | ・車検証(自動車検査証) 現在の住所が記載されている車検証を持参します。 ・新しい住所を証明する書類 住民票の写し(マイナンバーの記載がないもの) 住所変更後のマイナンバーカード(表面)や、印鑑登録証明書などが使えます。 ・車庫証明書(普通車のみ) 車庫証明が必要な場合、新住所での車庫証明書を持参します。軽自動車の場合は車庫証明書が不要の地域もありますが、地域により異なるので確認が必要です。 ・印鑑 認印で可。申請書類に押印するために必要です。 |
代理人 | 可 |
郵便局で手続きが必要なもの
1年間、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送します。
どこで | インターネット(e転居) ポスト投函 郵便局窓口 |
だれが | 引越しをする本人 |
いつまで | 届出日から1年間 |
必要な書類 | ・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど):本人確認のために必要です。 |
代理人 | 可 |
インフラ
引っ越しの際に旧住所では利用停止、新住所では利用開始の手続きしなければなりません。
どこで | インターネット 電話 |
だれが | 引越しをする本人 |
いつまでに | 引っ越し2週間前 |
必要な書類 | ・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど):本人確認のために必要です。 ・それぞれの個人情報、番号等が書かれている書類等 |
その他
その他のものは、急ぎではないので余裕ができたらインターネットなどで住所変更を行いましょう。
まとめ
引っ越し時の住所変更手続きは多くのことを考慮しなければならないため、計画的に進めることが大切です。
今回ご紹介したオリジナルなアプローチを取り入れることで、手続きを効率化し、ストレスを軽減しながら新生活をスムーズに始めることができるでしょう。
新しい環境でのスタートを快適に迎えるために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
お役に立てたら幸いです。