マコモ湯は、マコモという植物から抽出した成分を含んだお湯のことです。
マコモ湯がXで話題になっています。
話題のきっかけ
マコモ湯が話題になったキッカケがこちらの投稿です。
動画は「1年半お湯を変えていない」「発酵の力で雑菌を抑える」「アトピーや肌荒れにいい」との内容でした。
これに対して、ネットの反応は、「雑菌ヤバそう」「追い焚きしたら壊れそう」「匂いが気になる」なるど、否定的な意見が多そうです。
では、マコモ湯とはどんなものなのでしょうか。
マコモ湯とは
引用元:https://www.picturethisai.com/ja/wiki/Zizania_latifolia.html
抗菌作用
マコモ菌は非常に強い抗菌力を持っており、お風呂のお湯に含まれる大腸菌やその他の菌類を分解する能力があります。
マコモ湯では、発酵させたマコモを使用し、抗菌力作用で大腸菌やレジオネラ菌などの有害な細菌が検出されないとされています。
長期使用可能
この抗菌効果により、数日間お湯を替えずに入浴できます。
一部の報告では、数か月から1年間お湯を替えなくても入浴できるそうです。
健康効果
皮膚に優しく、リラックス効果や疲労回復効果があるとされています。
デトックス効果
体内の老廃物を排出する効果があるとも言われています。
・抗菌作用
・長期使用可能
・健康効果
・デトックス効果
使用方法
引用元:https://www.nc-21.net/bsc_difference/
マコモ湯の作り方は以下の通りです。
①お風呂のお湯に液体または粉末のマコモを混ぜる。
②濃さはアメリカンコーヒーの程度が目安です。
③入浴後はシャワーで洗い流さず、そのまま乾燥します。
マコモ湯は危険?安全?
SNSでの肯定否定の両方の意見をまとめました。
肯定的な意見
一定数の方が、効果を実感しているみたいですね。
否定的な意見
抗菌作用、長期使用可能、健康効果、デトックス効果は科学手的に効果を証明されている事例は少ないようです。
また、健康効果は民間療法であり、大した効果はないようです。
この用意に、専門家も危険性を訴えています。
圧倒的に否定的な意見が多いですね。
私の意見
結論から言います。危険なので、やめた方がいいでしょう。
私は、仕事でお風呂の水を分析することがあります。
半日放置したお風呂は、塩素が飛んでしまいうので、大腸菌やレジオネラ菌が大量に繁殖しています。
いくらマコモに抗菌作用があっても、持って数日でしょう。
効果があった方を否定するつもりはありませんが、おそらくサブリミナル効果ではないかと思います。
安全な入り方
マコモ湯を安全に使用するには、以下の点に注意してください。
- 毎日お湯を取り替える: 入浴剤と同様に、マコモパウダーを入れたお湯は毎日新しくしましょう。
- 正しい濃度で使用する: 200リットルのお湯に対して約20~30gのマコモパウダーを使用するのが目安です。
まとめ
マコモ湯を長期間使用し続けることは、かなりのリスクが伴います。
なので、使用の際は毎日新しいお湯を使用して下さい。