花粉症の季節は終わったのに、なんでまだ鼻水が止まらないの？
そんな悩みを抱えているあなた、それはもしかすると“カビ”が原因かもしれません。
実は、春から梅雨にかけて増えるカビが、アレルギー性鼻炎の症状を引き起こすことがあるのです。
この記事では、カビによる鼻水の原因とその対策をわかりやすくご紹介します。
こんな人に読んでほしい
- 花粉の時期が終わっても鼻水・くしゃみが続く
- エアコンを使い始めた頃から体調が悪い
- 原因不明のだるさや目のかゆみに悩んでいる
- 家の湿気やカビが気になっている
目次
花粉症が終わっても鼻水が続くのはなぜ？
花粉の時期が終わっても症状が残る原因
春先にピークを迎えるスギ・ヒノキ花粉の時期が過ぎたあとでも、鼻水やくしゃみが止まらないケースには以下のような理由があります。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| ハウスダスト | 布団やカーペットのダニ・ほこりによるアレルギー反応 |
| 気温差 | 寒暖差による自律神経の乱れ |
| カビ | 湿気の多い場所で増殖し、空気中に胞子を放出 |
実は“カビ”がアレルギーの引き金に？
カビが放つ胞子が鼻の粘膜を刺激
カビは梅雨時期や湿度の高い環境で繁殖しやすく、エアコンの内部や浴室、台所のシンク下などに潜んでいます。
そのカビが空気中にまき散らす「胞子」は、目には見えなくても吸い込むことでアレルギー症状を引き起こすことがあります。
主な症状
- 水のような鼻水が続く
- 鼻づまり
- 目のかゆみ・充血
- 軽い咳や喉のイガイガ感
自宅の“カビチェックポイント”
| 場所 | 確認ポイント |
|---|---|
| エアコン内部 | フィルターの汚れ・カビ臭さ |
| 浴室の壁や天井 | 黒い点やヌメリ |
| 洗濯機のゴムパッキン | 黒ずみやぬめり |
| 押し入れ・クローゼット | カビ臭、布団の湿気 |
| 窓のサッシ・カーテン | 結露によるカビ |
カビ対策はこうする！
1. 定期的な換気と除湿
1日2回、10分以上の換気を。除湿機やサーキュレーターも活用。
2. エアコン掃除を徹底する
フィルター清掃＋年1回のプロによる分解洗浄が理想。
3. カビ防止グッズを使う
浴室用カビ防止スプレー、除湿剤、抗菌シートなど。
4. 布団やクローゼットの乾燥
布団乾燥機で湿気を撃退。
市販薬での一時対処もOK
「今すぐこの鼻水を止めたい！」
というときは、市販の抗ヒスタミン薬（アレグラFX、クラリチンEXなど）も有効です。
ただし、根本的な解決には“カビ対策”が必要です。
まとめ：花粉じゃなかったら“カビ”を疑ってみて！
花粉の時期が終わっても続く鼻水…。それは“カビ”のせいかもしれません。
空気がジメジメし始めるこの季節、自宅のカビチェックと対策で、体調を守りましょう！