こんにちは、ベイダーです。
好きになった人には、すでに婚約者がいましたが、最終的に私はその人と結婚することができました。このブログでは、私がどんなことを考え、どんな行動をとったのかを紹介しています。

突然ですが、「36の質問」って知ってる?



え?なにそれ



質問に答えていくだけで、まるで親友や恋人のように距離が縮まる質問リストことだよ。
心理学に基づいたもので、友人やビジネスの場でも応用できるよ。
今回は、その「36の質問」すべてをセットごとに紹介しつつ、使い方のコツや体験談を交えて解説していきます。
「36の質問」とは何か?心理学の裏付け
「36の質問」とは、アメリカの心理学者アーサー・アーロン博士が1997年に行った実験で生まれた手法です。
アーロン博士の実験では、見ず知らずの男女がこの質問を順番に答えていくことで、驚くほど親密な感情が生まれることが確認されました。
なぜかというと、質問の内容が「段階的に深まる」ように設計されているからです。
最初は答えやすい軽いテーマから入り、徐々に人生観や価値観、そして個人的な体験へ。
相手と自分の内面を少しずつシェアしていくことで、自然に信頼感が育っていきます。
「36の質問」のやり方
① 質問は必ず順番に進める
この質問リストは、最初は軽くて答えやすいものから始まり、徐々に深いテーマへ進むように設計されています。
途中から飛ばしたり、いきなり核心に迫る質問をしたりせず、1から順番に質問してください。
👉 必ず1問目から順番に。
② 相手と交互に質問する
「36の質問」を進めるときの大切なルールがあります。
それは――相手に質問をしたら、自分も必ず答えること。
たとえば、こんな流れです。
あなたから質問する
- あなたが質問する
- 相手が答える
- あなたも同じ質問に答える
ここで終わりではなく、次の質問は交代して、
相手から質問する
- 今度は相手に質問してもらう
- あなたが先に答える
- そのあと相手も答える
こうすることで、質問が「キャッチボール」になり、自然な双方向の対話に変わります。
③ 雰囲気をつくる
質問自体が少し深いテーマなので、カフェや落ち着いた場所がおすすめです。
居酒屋や騒がしい環境だと集中できず、せっかくの効果が薄れてしまいます。
👉 リラックスできる空間を選ぶのが大事です。
④ 無理に答えさせない
中には答えにくい質問もあります。
その場合は「答えたくなかったらスキップしてOK」と伝えることで、安心して話せる空気を作れます。
👉 「話せる範囲でいいよ」と一言添えるのがコツ。
⑤ 相手の答えをジャッジしない
「それは違うんじゃない?」と否定すると、心を閉ざされてしまいます。
相手の答えは正解・不正解ではなく、その人の「価値観」。
👉 「そうなんだ」「意外だった!」と受け止める姿勢が一番大切です。
⑥ 1回で全部やろうとしない
36問すべてに答えると、1〜2時間はかかります。
相手が疲れてしまうと逆効果なので、様子を見ながら「今日はセット1だけにしてみようか」と区切るのもありです。
👉 小分けにして複数回に分けると、継続的に会話のきっかけになります。
⑦ 最後は「感想」をシェアする
36問目は「この会話を通して、どんな気持ちになりましたか?」という質問。
これが一番大事です。お互いに振り返ることで「今日、特別な時間を共有できた」という感覚が強まります。
👉 終わった後は「また続きをやろうね」と次につなげるとベスト。
「36の質問」全リスト
セット1:場をほぐすための質問(序盤)
- 誰でも好きな人を夕食に招待できるとしたら、誰を呼びますか?
- 有名になりたいと思いますか?どんなふうに?
- 電話をかける前に内容を考えることはありますか?その理由は?
- 「完璧な一日」とはどんな一日だと思いますか?
- 最後に自分で歌を歌ったのはいつですか?
- 最後に誰かの前で歌ったのはいつですか?
- 100歳まで生きられるとして、心と体どちらかを30歳のままで保てるなら?
- 自分の死に方について予感はありますか?
- 相手と親しくなりたいと思った理由は?
- 人生で最も感謝していることは何ですか?
- 育った環境についてできるだけ詳しく教えてください。
- 明日突然、何かひとつ能力が得られるなら何を望みますか?
セット2:価値観や人生観に触れる質問(中盤)
- 未来の人生や人間関係をクリスタルボールで見られるなら、何を知りたいですか?
- 一番長く続いている友情はどんな関係ですか?
- 人生で最も感謝していることは?
- 幼少期の大切な記憶は?
- 母親との関係をどう感じていますか?
- あなたはどんな人ですか?詳しく説明してください。
- 今の人生で変えたいことは?
- 最も恥ずかしかった経験は?
- 最後に誰かの前で泣いたのはいつ?また、一人で泣いたのは?
- 相手にすぐ打ち明けられることがあるとしたら?
- 明日死ぬとしたら、誰に何を伝えたいですか?なぜ伝えていないのですか?
- 大切な思い出と嫌な思い出を一つずつ教えてください。
セット3:信頼関係を築くための質問(終盤)
- あなたにとって「愛」とは何ですか?
- 相手の良いところを3つ挙げてください。
- 自分と相手の共通点は何だと思いますか?
- 人生で最も感謝していることは?
- 家が火事になり、大切な人やペットは助かったとしたら、何を一つ持ち出しますか?
- 家族の中で一番ショックだった死は誰ですか?理由も教えてください。
- 自分のどんな面を人に知られたくないですか?
- 相手がしてくれたことで嬉しかったことは?
- 今、相手ともっと仲良くなるために必要なことは?
- 「私は○○な人間です」という文を5つ作ってください。
- 相手との関係性はどこまで進んだと思いますか?
- この会話を通じてどんな気持ちになりましたか?正直に話してください。
実際にやってみた感想(体験談)
私もパートナーと挑戦しました。
最初は「ちょっと照れるな…」という気持ちでしたが、10問を超える頃には自然に会話が深まっていました。
特に「感謝していること」や「幼少期の思い出」を話す場面では、お互いの大切にしている価値観を知ることができたんです。
普段の雑談では絶対に出てこないテーマだからこそ、関係性が一気に近くなった実感がありました。
注意点とコツ
- 質問は順番通りが効果的
徐々に深くなる設計なので、飛ばすと効果が弱まります。 - 無理に答えさせない
相手に準備ができていないと逆効果。自然に答えてもらうことが大切です。 - 聞く姿勢を大切に
相手の答えをジャッジせず、「そうなんだ」と受け止めることで信頼感が育ちます。
まとめ:36の質問は「心を通わせる対話」
「36の質問」は、ただの会話リストではありません。
相手と自分の心を通わせ、関係性を一気に深めるための心理学的ツールです。
恋人や夫婦の絆を強めるのはもちろん、気になる人との距離を縮めたいとき、友人や職場で信頼を築きたいときにも役立ちます。
「もっと相手を理解したい」「今よりも親しくなりたい」――そう感じたら、ぜひこの36の質問を試してみてください。
きっとあなたの人間関係に新しい扉を開いてくれるはずです。