実写ドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』は、2024年10月25日にアマプラで配信が開始されました。
以下に、原作ゲームを既プレイ済みで、ドラマ1話を視聴した私の意見や評価をまとめました。
『龍が如く~Beyond the Game~』とは
引用元:https://animeanime.jp/article/2024/10/11/87066.html
セガの人気ゲームシリーズ「龍が如く」を基にした実写ドラマで、アマプラで配信されています。
このドラマは、全6話の完全オリジナルのストーリーで「龍が如く」を楽しむことができます。
舞台は、原作と同じで新宿・歌舞伎町をモデルにした架空の街・神室町です。
あらすじ
引用元:https://music.jpn.com/entry/ryugagotoku/
1995年と2005年の二つの時間軸が交差しながら物語が進行します。
1995年
桐生一馬(竹内涼真)、錦山彰(賀来賢人)、澤村由美(河合優実)、錦山ミホ(中山ひなの)の四人は、児童養護施設「ひまわり」で育った幼馴染。
彼らは規律に縛られた生活から脱出しようと、ゲームセンターを襲撃する。
しかし、その店は堂島組の管理下にあり、事件の責任を問われることになる。
桐生は地下格闘に出場し、由美とミホはクラブでホステスとして働かされることになる。
最終的に、桐生と錦は堂島組に組入りする。
2005年
桐生が刑務所から出所し、幼馴染たちはそれぞれの道を歩んでいるところから描かれます。
由美はクラブ「ニューセレナ」のママになり、錦は堂島組の組長となっています。
物語は、由美の姉アイコが近江連合の裏金百億円を強奪する事件を起こします。
それに巻き込まれる形で進行する。桐生は再び神室町に戻り、彼らを守るために動き出す。
キャスト
豪華な俳優陣が揃っていますね。
原作ゲームとの比較
引用元:https://www.famitsu.com/article/202408/15889
神室町の再現
このドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』は、原作ゲームの設定を基にしながらも、独自のストーリーで進んでいきます。
特に、神室町が忠実に再現されており、評価は高いです。
キャラクター設定
桐生一馬のセリフや行動が原作のイメージと大分違います。
ドラマで桐生一馬が「昔見た、堂島の龍になりたい」いうセリフがありましたが、原作の桐生一馬は絶対に言わないセリフです。
このような違和感は、原作ファンなのには受け入れがたい人も一定数いるのではないでしょうか。
「昔見た、堂島の龍」というのは、原作ゲームの桐生一馬の可能性があります。
感想と評価
引用元:https://note.com/murmur_318/n/n97584cdafa1a
それでは、私の感想を言います。
良かった点
神室町の再現度は、素晴らしいの一言です。ゲームをやったことがある人は、見ただけあの場所だとわかります。
また、中心人物の俳優の迫力ある演技力は高評価です。見ていて息を吞むシーンが結構ありました。
さらに、テンポの良さやアクションシーンの迫力が高く、このスピード感は、日本の一般的な地上波ドラマとは一線を画しています。
展開が非常に早く、視聴者を飽きさせない工夫がなされています。
気になった点
世間でも言われていますが、見た目や容姿が原作のイメージが異なっています。
竹内涼真が演じる桐生一馬はかっこいいのですが、原作のにじみ出る渋さがありません。
原作を知っている身からすると、やはり違和感がありますね。
また、キャラクターの設定が異なっています。
原作では、風間のおやっさんに憧れて桐生一馬は極道の道に進みましたが、ドラマでは風間のおやっさんから逃れようとしています。
このような、改変は視聴する際に気になるポイントになります。
さらに、オリジナルストーリーである点です。
重要なポイントは押さえてあります。
例えば、100億円が行方不明になるところや桐生一馬が親殺しで服役しているところは、原作と同じです。
ですが、その他の展開が原作にはなく、不満の声が上がるのもわかるか気がします。
原作ファンとしては、原作に忠実に作ってほしかったのが本音です。
まとめ
全体的な評価は賛否両論で、視聴者の好みによって意見が分かれています。
原作ファンと新規視聴者の間で意見が分かれるのは、原作の持つ強い影響力と、ドラマが新たに構築したストーリーとのギャップがあるからでしょう。
ドラマ自体はテンポがよく面白いので、「原作とは別物」として割り切って見れる人にはおススメな作品です。