今年のインフルエンザは、過去10年で最も多いそうです。
かく言う、私もインフルにかかりました。
36の都道府県で「警報レベル」の30人を超えています。
また、すべての都道府県で前の週より感染者が増加しています。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241227/k10014680531000.html
インフルエンザは、なぜこんなに流行っているのか?
今年の主な流行型
引用元:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/flu-2024-2025.html
インフルエンザA型が圧倒的に多く、全体の94.9%を占めています。
流行の特徴
5~9歳、0~4歳、10~14歳の順で報告数が多くなっており、若年層での感染が目立っています。
流行の要因
気温の低下
人体の粘膜機能が弱まり、免疫力が低下しています。
空気の乾燥
乾燥した空気中では、くしゃみや咳で飛散したウイルスが長時間浮遊し続けます。
これにより、ウイルスの伝染がしやすい環境になっています。
行動制限の緩和
新型コロナウイルスの5類への移行に伴い、行動制限が緩和されました。
これにより、人々の接触機会が増加し、ウイルスの伝染がしやすくなっています。
ウイルスの変異
インフルエンザウイルスは変異しやすく、新しい型のウイルスが出現すると、人々の免疫が追いつかず、流行が起こりやすくなります。
複数の動物種との接触
特にアジアの一部地域では、人間と複数の動物種(ブタ、ニワトリ、アヒルなど)が近接して生活しており、これが新型インフルエンザウイルスの発生リスクを高めています。
流行の時期
通常、インフルエンザは11月〜12月頃から流行が始まり、1月〜3月にピークを迎えます。
しかし、近年では8月頃から発生が見られるなど、流行の早期化傾向が報告されています。
新型コロナウイルスの影響
新型コロナウイルスの流行により、インフルエンザウイルスへの抵抗力が低下した可能性があります。
これが流行の早期化や拡大につながっている原因かも。
確かに、私は今年の4月頃にコロナにかかり、10年ぶりくらいにインフルエンザにかかりましたね。
予防対策
インフルエンザの予防対策の具体的な方法は以下の通りです。
マスクの適切な使用
- 不織布マスクを選び、鼻と口をしっかりと覆うように着用する。
- 外出中は常時着用し、濡れたり汚れたりしたら新しいものに交換する。
- 換気の悪い場所や人が多い場所では特に着用を心がける。
手洗いと消毒
生活習慣の改善
- 十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、免疫力を高める。
- うがいを習慣化し、口腔内や喉を清潔に保つ。
- 加湿器を使用し、室内の湿度を50~60%に保つ。
外出時の予防策
- 人混みや繁華街への外出をなるべく控える。
- 公共の場では他人との距離を約2メートル保ち、混雑した場所での滞在時間を短くする。
その他の重要な対策
- インフルエンザワクチンの予防接種を受ける。
- 家族が感染した場合は部屋を分け、接触を避ける。
- タオルやコップなどの共用を避ける。
これらの方法を組み合わせて実践することで、インフルエンザの感染リスクを大幅に減らすことができます。
まとめ
今年のインフルエンザは、感染者が例年より多く、拡大速度も速い気がします。
しっかりと、睡眠と食事を取り、感染予防対策をして年末年始を乗り切りましょう。