韓国のガールズグループNewJeansは、所属事務所ADORとの専属契約を解除しました。
契約解除の背景
https://kstyle.com/article.ksn?articleNo=2251992
メンバーたちは、11月20日にADORを退任したグループを育てたミン・ヒジン氏の復帰を要求しました。
しかし、事務所はその要求に対して応じなかったため、契約解除に至ったのです。
日本では、SMAPの解散の原因なった恩師のマネージャー(飯島)が事務所を解雇された事件に似ています。
ミン・ヒジン氏とHYBEの間で発生した騒動
https://daebak.tokyo/2024/11/05/min-heejin-30/
この騒動は、ミン・ヒジン氏が代表を務めるADORと、その親会社であるHYBEとの間での対立から始まりました。
主な原因は、株主間契約の見直し交渉で、ミン氏側から提示された条件がHYBEにとって受け入れ難いものでした。
HYBEはミン氏が経営権を奪取しようとしているとの疑惑を公表し、監査を開始しました。
これに対し、ミン氏は自身の行動が正当であると反論しました。
その後、ミン氏は業務上背任の疑いでHYBEから刑事告発され、両者の関係はさらに悪化しました。
ミン氏は2024年11月20日にADORを退社し、HYBEとの株主契約を解除しました。
彼女は「HYBEの道徳的腐敗はすでに頂点に達している」と述べ、法的措置を取る意向を示しています。
・株主間契約でミン氏の条件をHYBEが拒否
・HYBEはミン氏が経営権の奪取として刑事告発
・ミン氏ADORを退社し、HYBEとの株主契約を解除
契約解除の影響
NewJeansの契約解除に伴い、違約金の問題があります。
契約解除に際して発生する違約金は最大で6200億ウォン(約657億円)に達する可能性があります。
しかし、NewJeans側は、契約解除の理由が事務所側の重大な違反にあるため、支払いの必要はないと主張しています。
メンバーたちは「私たちはこの名前を放棄する意思はありません」と強調しています。
今後の活動計画
NewJeansは、契約解除後もスケジュール通りに実施することを明言しています。
彼女たちは育ての親であるミン・ヒジン氏との再合流を視野に入れています。
メンバーは、契約解除後に「NewJeans」という名前を使えなくなる可能性があることを認めています。
しかし、グループ名を放棄するつもりはないと明言しています。
ファンへのメッセージ
https://kai-you.net/article/91090
NewJeansのメンバーは、ファンからの温かい応援に心から感謝の意を表明しました。
緊急会見では、彼女たちが直面した困難な状況にもかかわらず、ファンの支えが大きな力となったことを強調しました。
特に、契約解除の決断に至るまでの過程で、ファンの存在がどれほど重要であったかを語り、今後も活動を続ける意志を明確にしました。