【失敗】個人映画を作ろうとしてダメだった理由と改善点

スポンサーリンク

個人映画制作に挑戦する際、いくつものタスクをこなさなければなりません。これが意外に難しく、結果的にプロジェクトが思うように進まないことがあります。

私はスターウォーズのダースベダーが好きで、自分もダースベイダーのアクション映画を撮りたいと思い、ド素人ですが挑戦しました。残念ながら、多くの方に協力と応援していただきましたが、最後までは撮影することはできませんでした。

この記事では、当時のことを撮影機材の設定、ロケーションの選択、撮影時間の短さ、そして動画編集など、マルチタスクをこなす上でのよくある失敗例と改善策についてなぜ失敗したのか、どうしたらよかったのか、今の私だったらどうするのか、考えていきます。

目次

結論

映画を製作する!という熱意だけで、突き進んでしまいました。

撮影機材の扱い方や設定一人での動画編集の過負荷ロケーションの選択ミスで思うように製作が進まず、コロナにより事実上の破綻しました。

1. 撮影機材の扱い方や設定

個人映画制作では、限られた予算やリソースの中で、撮影機材をうまく設定する必要があります。

私はが映画を撮るときに使ったのは一眼レフカメラと手振れを抑えるためにスタビライザーを使いました。

なぜ一眼レフカメラを選んだかというと一眼レフカメラは画質もよくピントをぼかすことができるので、映像の深みや印象を変えることができ、フレームレートを変えることができるので映画特有の映像が撮れます。

ちなみにフレームレートとは1秒間に何枚の静止画が入っているかをあらわしたもの(単位:fps)です。

フレームレートを下げると映画っぽくなります。私は映画っぽく撮りたかったのフレームレートを下げて撮りました。

失敗

重すぎる

一眼レフとスタビライザーはセットにして使うのですが、総重量が結構重たいです。数キロくらいあり、片手でも持てますが長時間は持てません。バッテリーも動画だと2つないと厳しく、撮影時の荷物も相当な数の道具がありました。

予算

あと、お金がかかり過ぎます。ざっと30万円くらいかかりました。当時は、実家暮らしで独身だったので自由にお金を使えましたが、今となっては現実味がありません。

フレームレートを下げる

映画っぽく撮りたかったのでフレームレートを下げて撮影していました。ですが、ジャンルはアクションで剣を振り回で、撮った動画のテンポが遅いと迫力がなくなってしまいます。

そこで編集で動きをもう少し早くしようと1.5倍速するとするのですが、フレームレートが低い、つまり写真の枚数が少ないのでので、編集すると人物が瞬間移動してしまい、使い物になりませんでした。

改善点

今ならば一眼レフをGoProがスマホに変えます。スマホなら誰もが持っていて、動画も撮れます。GoProとスマホのスタビライザーもありますし、値段もそこまで高くありませんしね。

映画っぽくするのもわざわざフレームレートは下げずに、時間はかかりますが編集でやればいいのです。これなら1.5倍速にしても人物が瞬間移動してしまうこともありません。

2. ロケーション選択のミス

ロケーション選びは映画の雰囲気を左右する重要な要素ですが、個人制作では理想の場所を見つけるのが難しいことがあります。

私が選んだロケーションは、港近くの野外でした。選んだ理由は2つで、1つはシナリオの都合とそういう場所は映像が映えるからです。2つ目は、スタジオを使えるような予算がありませんでした。

失敗

【野外のデメリット】

野外の撮影のデメリットは、天候と人です。

天候は、雨天だとカメラや器具が濡れてダメになってしまうので行えませんし、天候がコロコロ変わると動画のつながりがおかしくなってしまいます。

また、通行人の問題があります。当然ですが動画に登場人物以外の人物が移りこんでしまっては、世界観が壊れてしまいます。

なので、映り込まないように通行人が通り過ぎるのを待たなければならず、撮影時間が伸びてしまいました。

さらに、通行人が少ない午前中だけを撮影時間に選びました。午前中だけにしたのは他にも理由があり、撮影協力者の都合がありました。しかしこれでは、撮影時間が十分に確保できず、スケジュールがボロボロになってしまいました。

改善点

ロケーション撮影に十分な時間をかけて行いましょう。そのためにも天候や光の条件なども考慮できる、スタジオを早めに借りておくことが大切です。

撮影スケジュールを立てる際は、余裕を持たせた時間配分を心がけましょう。各シーンごとに必要な時間を慎重に見積もり、無理のないスケジュールを組むことが重要です。

また、撮影チーム全体で時間管理の意識を共有し、効率的に作業を進めることで、クオリティを保ちつつ時間を節約することができます。

3. 一人での動画編集の過負荷

撮影が終わった後に待っているのが編集作業です。

個人映画では、撮影者自身が編集も担当することが多く、膨大な映像素材を整理し、編集するのは非常に負担が大きいです。

これが原因で、編集が遅れたり、クオリティが低下することがあります。

失敗

編集作業は、私一人でやっていました。編集は、徐々に動画が完成していくのを実感して楽しいですが、ひとコマずつ加工していく地道な作業なので、ひとりでするには負担が大きいです。

また、編集用のソフトのアップデートがあったときに、ライトセーバーの編集に必要不可欠の拡張があり、そのアップデートで使えなくなってしまい、編集ができなくなりました。これが、一番の失敗した点でした。

改善点

作業は、一人で行わずに分担できるようにするべきでした。一人でできることには限界があり、共同作業で作業効率が上がったと思います。

また、初めてのアクション作業でライトセーバーを加工編集するには、ハードルが高過ぎました。せめて、加工編集しないアクションをするべきでした。そうすれば、アップデートで使えなくなることもありません。

まとめ

個人映画制作は、限られたリソースと時間の中で多くのタスクをこなさなければならない難しい挑戦です。しかし、適切な計画と効率的な作業フローを導入することで、成功に近づけることができます。

撮影機材の設定、ロケーション選び、時間管理、編集作業を一つ一つ丁寧に行い、次回はより良い作品を目指して頑張りましょう!

お役に立てたら幸いです。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次